IT用語集– archive –
-
吸収律
吸収律 英語表記: Absorption Law 概要 吸収律(きゅうしゅうりつ)は、ブール代数、すなわち論理演算(AND, OR, NOT, XOR)の世界において、複雑に見える複合演算の式を驚くほど簡単に簡略化できる重要な法則の一つです。具体的には、ある要素Aと、Aを別... -
双対律
双対律 英語表記: Duality Principle 概要 双対律(Duality Principle)とは、論理演算やブール代数において、ある定理や公式が成立するとき、その式に含まれる演算子と定数を特定のルールで入れ替えた「双対な式」もまた成立するという、非常に強力で美し... -
ド・モルガンの法則
ド・モルガンの法則 英語表記: De Morgan's Laws 概要 ド・モルガンの法則は、論理演算における最も基本的なルールの一つであり、否定(NOT)と論理積(AND)および論理和(OR)の関係を定義する、非常に重要な法則です。この法則は、複雑な論理式全体にか... -
関数完全性
関数完全性 英語表記: Functional Completeness 概要 関数完全性とは、特定の論理演算子の集合が、論理学やデジタル回路における他の全ての論理演算(AND、OR、NOTなど)を表現したり、合成したりできる能力を持つことを指します。この性質は、論理演算(A... -
NOR(NOR: ノア)
NOR(NOR: ノア) 英語表記: NOR 概要 NOR(ノア)は、基本的な論理演算であるOR(論理和)とNOT(否定)を組み合わせた「複合演算」の一つです。これは、入力されたすべての条件が「偽」(0)である場合に限り、出力が「真」(1)となり、それ以外の入力... -
NAND(NAND: ナンド)
NAND(NAND: ナンド) 英語表記: NAND 概要 NANDは、基本的な論理演算であるAND(論理積)の結果を反転(NOT)させた「複合演算」です。この名前は、NOTとANDを組み合わせた造語であり、「〜かつ〜ではない」という意味合いを持ちます。論理演算(AND, OR,... -
同値演算
同値演算 英語表記: Equivalence Operation 概要 同値演算(Equivalence Operation)は、二つの入力が同じ値である場合に真(True、1)を出力し、異なる値である場合に偽(False、0)を出力する論理演算です。これは、論理演算の基本四則(AND, OR, NOT, X... -
XNOR(XNOR: エックスノア)
XNOR(XNOR: エックスノア) 英語表記: XNOR 概要 XNOR(エックスノア)は、論理演算の一つであるXOR(排他的論理和)の結果を反転(NOT)させた「排他的論理和の否定」を表す演算です。これは、私たちが現在学んでいる論理演算(AND, OR, NOT, XOR)の分... -
XOR (排他的論理和)(XOR: エックスオア)
XOR (排他的論理和)(XOR: エックスオア) 英語表記: XOR (Exclusive OR) 概要 XOR(排他的論理和)は、二つの入力値が「異なる」場合にのみ真(1)を出力し、同じ場合は偽(0)を出力する論理演算です。これは、論理演算(AND, OR, NOT, XOR)の基本セッ... -
補集合
補集合 英語表記: Complement Set 概要 補集合(ほしゅうごう)とは、論理演算(AND, OR, NOT, XOR)における最も基本的な操作の一つである「NOT 演算」を、集合論の視点から捉え直した概念です。この概念は、特定の集合に対して「それ以外のすべて」を指...