IT用語集– archive –
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状態遷移
状態遷移 英語表記: State Transition 概要 状態遷移とは、アルゴリズムが問題を解き進める過程において、ある時点の「状態」(部分問題の解)から、次の時点の「状態」へと移行するプロセスを指します。特に、動的計画法(Dynamic Programming, DP)にお... -
DP 表(DP: ディーピー)
DP 表(DP: ディーピー) 英語表記: DP Table 概要 DP表(ディーピーひょう)とは、アルゴリズムと計算量分野の主要な手法である動的計画法(Dynamic Programming, DP)において、部分問題の解を記録し、再利用するために用いられる表形式のデータ構造のこ... -
ループ変換
ループ変換 英語表記: Loop Conversion 概要 ループ変換は、再帰的な構造を持つアルゴリズムを、反復処理(ループ)を用いた形式に書き換える最適化技術です。これは、アルゴリズムを「再帰と分割統治」で定義した後、実行時の効率を大幅に向上させる「メ... -
テイル再帰
テイル再帰 英語表記: Tail Recursion 概要 テイル再帰(末尾再帰)とは、再帰呼び出しが関数の実行における最後の処理となるような特殊な再帰の書き方を指します。通常の再帰処理が抱える、呼び出しのたびにメモリ領域(スタック)を消費し続けるという欠... -
メモ化再帰
メモ化再帰 英語表記: Memoized Recursion 概要 メモ化再帰は、「再帰と分割統治」という強力なアルゴリズム手法の計算効率を劇的に改善するための最適化テクニックです。特に、同じ引数での計算が何度も繰り返される非効率的な再帰処理において、その計算... -
置換法
置換法 英語表記: Substitution Method 概要 置換法(Substitution Method)は、「アルゴリズムと計算量」の分野、特に「再帰と分割統治」によって定義されるアルゴリズムの効率(計算量)を解析する際に用いられる、漸化式を解くための強力な手法です。こ... -
マスター定理
マスター定理 英語表記: Master Theorem 概要 マスター定理は、「アルゴリズムと計算量」の分野、特に「再帰と分割統治」(Divide and Conquer, D&C)手法を用いて設計されたアルゴリズムの計算量(実行時間)を迅速かつ正確に求めるための、非常に強... -
漸化式
漸化式 英語表記: Recurrence Relation 概要 漸化式(ぜんかしき)とは、アルゴリズムと計算量という文脈において、特に再帰と分割統治の技法を用いたアルゴリズムの実行時間や計算量を表現するために用いられる数式のことです。これは、ある入力サイズ $n... -
再帰の終了条件
再帰の終了条件 英語表記: Base Case of Recursion 概要 再帰の終了条件(Base Case of Recursion)は、「アルゴリズムと計算量」の分野、特に「再帰構造」を持つ処理において、無限ループを防ぎ、計算を有限時間で完了させるために不可欠な条件です。これ... -
再帰木
再帰木 英語表記: Recursion Tree 概要 再帰木は、アルゴリズムと計算量という広大な分野において、特に再帰的な処理を行うアルゴリズム(再帰と分割統治の範疇)の時間計算量を分析するために用いられる、視覚的な分析手法です。これは、アルゴリズムの実...