IT用語集– archive –
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Edit distance
Edit distance 英語表記: Edit Distance 概要 編集距離とは、ある文字列を別の文字列に変換するために必要な、最小限の編集操作(挿入、削除、置換)の回数を指す指標です。これは、二つの文字列の「似ている度合い」を数値化する非常に強力な手法であり、... -
最長共通部分列
最長共通部分列 英語表記: Longest Common Subsequence 概要 最長共通部分列(LCS)とは、二つの異なる列(文字列や数列)に共通して含まれる部分列のうち、最も長いものを求める問題です。ここでいう「部分列」は、元の列の要素の順序を変えずに、一部の... -
ナップザック問題
``` ナップザック問題 英語表記: Knapsack Problem 概要 ナップザック問題は、「容量が限られたナップザック(リュックサック)に、重さや価値が異なる複数の品物の中から、合計価値が最大になるように品物を詰め込むにはどうすればよいか」を問う、組み合... -
最適部分構造
最適部分構造 英語表記: Optimal Substructure 概要 最適部分構造(Optimal Substructure)とは、大きな問題に対する最適解が、その問題の小さな部分問題に対する最適解を組み合わせることで得られるという性質を指します。これは、アルゴリズムと計算量の... -
状態遷移
状態遷移 英語表記: State Transition 概要 状態遷移とは、アルゴリズムが問題を解き進める過程において、ある時点の「状態」(部分問題の解)から、次の時点の「状態」へと移行するプロセスを指します。特に、動的計画法(Dynamic Programming, DP)にお... -
DP 表(DP: ディーピー)
DP 表(DP: ディーピー) 英語表記: DP Table 概要 DP表(ディーピーひょう)とは、アルゴリズムと計算量分野の主要な手法である動的計画法(Dynamic Programming, DP)において、部分問題の解を記録し、再利用するために用いられる表形式のデータ構造のこ... -
ループ変換
ループ変換 英語表記: Loop Conversion 概要 ループ変換は、再帰的な構造を持つアルゴリズムを、反復処理(ループ)を用いた形式に書き換える最適化技術です。これは、アルゴリズムを「再帰と分割統治」で定義した後、実行時の効率を大幅に向上させる「メ... -
テイル再帰
テイル再帰 英語表記: Tail Recursion 概要 テイル再帰(末尾再帰)とは、再帰呼び出しが関数の実行における最後の処理となるような特殊な再帰の書き方を指します。通常の再帰処理が抱える、呼び出しのたびにメモリ領域(スタック)を消費し続けるという欠... -
メモ化再帰
メモ化再帰 英語表記: Memoized Recursion 概要 メモ化再帰は、「再帰と分割統治」という強力なアルゴリズム手法の計算効率を劇的に改善するための最適化テクニックです。特に、同じ引数での計算が何度も繰り返される非効率的な再帰処理において、その計算... -
置換法
置換法 英語表記: Substitution Method 概要 置換法(Substitution Method)は、「アルゴリズムと計算量」の分野、特に「再帰と分割統治」によって定義されるアルゴリズムの効率(計算量)を解析する際に用いられる、漸化式を解くための強力な手法です。こ...