IT用語集– archive –
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カバー表
カバー表 英語表記: Covering Table 概要 カバー表(Covering Table)とは、論理回路の簡略化手法であるQuine–McCluskey(QM)法の最終段階で使用される重要なツールです。これは、複雑な論理式を最小限の項数で表現するために、事前に導出されたすべての... -
プリム項
プリム項 英語表記: Prime Term 概要 プリム項(Prime Term)は、論理回路の設計において、回路の規模を最小化・最適化するための基礎となる、非常に重要な概念です。これは、特定の論理関数を表現する際に、これ以上変数を減らすことができない、最も簡潔... -
最小化
最小化 英語表記: Minimization 概要 最小化とは、デジタル回路設計において、複雑な論理関数を、その機能を変えずに最も単純な(論理ゲートの数が最も少ない)論理式に変換するプロセスです。これは、「回路簡略化と最適化」の非常に重要な目的であり、特... -
ドントケア
ドントケア 英語表記: Don't Care 概要 ドントケアとは、論理回路の設計において、特定の入力条件の組み合わせが出現しない、あるいはその入力に対する出力が「1」でも「0」でもシステム動作に影響がない場合に設定される特殊な条件のことです。これは、真... -
グルーピング
グルーピング 英語表記: Grouping 概要 「グルーピング」とは、デジタル回路の設計において、論理式を最も簡単な形に変換するために使用される手法であるカルノー図(Karnaugh Map)における、中心的な作業工程のことを指します。具体的には、カルノー図上... -
シンクロナイザ
シンクロナイザ 英語表記: Synchronizer 概要 シンクロナイザは、デジタル論理回路において、非同期な入力信号を特定のクロックドメイン(同期領域)に安全に取り込むために使用される非常に重要な回路です。これは、異なるタイミングで動作する二つのシス... -
クロックドメインクロッシング
クロックドメインクロッシング 英語表記: Clock Domain Crossing (CDC) 概要 クロックドメインクロッシング(CDC)とは、デジタル論理回路において、異なる動作周波数や位相を持つ、完全に独立したクロック信号によって駆動される回路ブロック間で信号をや... -
メタステビリティ
メタステビリティ 英語表記: Metastability 概要 メタステビリティ(Metastability、準安定状態)とは、デジタル論理回路、特にフリップフロップのような同期要素が、非同期な入力信号を受け取った際に陥る、一時的に不安定な状態のことです。これは、回路... -
伝搬遅延
伝搬遅延 英語表記: Propagation Delay 概要 伝搬遅延(Propagation Delay)とは、デジタル回路を構成する論理ゲートやフリップフロップにおいて、入力信号が変化してから、その変化が原因となって出力信号が安定するまでに要する時間のことを指します。こ... -
ホールド時間
ホールド時間 英語表記: Hold Time 概要 ホールド時間(Hold Time)とは、「論理回路とゲート」を構成するフリップフロップなどの順序回路において、クロック信号のエッジ(立ち上がりまたは立ち下がり)が入力された後も、データ入力信号が安定して保持さ...